私にとって忘れられないのは、子供達の瞳に感じる強い生命力のような輝きです。
確かに生活水準としては豊かではありませんが、物が溢れている環境の中で過ごしている私には決して日本で感じる事が出来ないもの。
子供たちが強いエネルギーを持っているのが伝わってきました。
子供達は、何か特別な物や興奮するような出来事がなくても、
ただ家族で憩い、友達と体を動かして遊び、決して豊富ではない教材で学ぶ。
貧困は、子供達の笑顔を奪うことはできない。
本を贈るという支援に心をひかれたのは、私自身が本を読んで学び想像し、楽しみ親しみ育ってきたと思っているからです。
また、ただ物資を支援するというだけでなく、このボランティアツアーでカンボジアの現状を知り、またカンボジアの歴史を学ぶ事で、支援の気持ちをさらに深め、気持ちを込める事が出来ると思います。
住む国の環境や常識やルールが違っていても、肌の色、髪の色、言葉が違っていても人と人は通じ合える。
私達は幸せになるために生きて、悲しい時に悲しみ、喜びの時に喜ぶ。
みんな同じなんだと感じました。
関わってくださった全ての方に感謝の気持ちです。
今回訪問させていただいた学校の先生方、村長さん、学生の子供たち、代表の松田さん、支援者の仲間、通訳さん、ドライバーさん、そして快く送り出してくれた家族です。
言葉にしてしまえば簡単になってしまいますが、とても感謝しています。
各々からは目には見えない、温かい気持ちや想いをいただいたと思います。
日本に帰ってきて
「ボランティア活動をさせていただいた」
と言うと
「すごいね、頑張ったね」
と簡単に言われてしまいますが、形はなくても、かけがえのないものをいただいたのは私や息子のほうだと思っています。

支援に対する思いをご一緒に語り合いました。私もご同行させていただいて、様々な方々との出会いがあるとても内容の濃いツアーだったと感じております。今後もサポーターとして、チアフルスマイルの活動を支えていただけたら幸いです。ブログやインスタにもご紹介いただきまして、ありがとうございました。