Kompong Thom Sondan地区Chheu Tealにある3つの小学校を事前訪問

2019年11月1日

11月初旬に訪問するKompong Thomの3つの小学校を事前訪問してまいりました。

いつもながらのソンダン地区への70kmの道。

県道62号線から、プラサットサンボ―プレイクック方面に右折したところの右手には、大きなマーケットを建設中です。

そして、左サイドには、フラワーパークなるものを目下建設中。

なぜか、日本語で書いてあります。

この巨大な敷地が、フラワーパークとなってお目見えするのはいつのことでしょうか。

来るたびに変化していきますね。

しばらく走ったところで、ちょっと小休止です。

奥の村で拡声器で話す村長さんの声が聞こえてきました。

村で集会が行われているようです。

世界遺産サンボ―プレイクックの密林の中の道。

雨上がりの道はたいへん滑りやすく危険です。

こんな標識があるのも、カンボジアならではですね。

牛の列が道路を横切っているのが遠目に見えたら、直ちに減速します。

サンボ―プレイクックから15kmほど走ったところに、チャックという集落があります。

ここを左に曲がるとNgonへ、そのまま直進するとChheu Tealに向かいます。

Ngonへの道は赤土の道ですが、Chheu Tealへの道は舗装されています。

ここから約25kmを田園風景を横目にしながら進みます。

すでに6回ほど来ておりますので、もう道に迷うことはありません。

30分ほどでKompong Taben小学校に到着しました。

小中学校併設の学校です。

子どもたちは長期休業中ですので、無人の学校です。

3棟の校舎が並んでいました。

お休みのところ、Chureang校長先生をはじめ3人の先生方が普段着で駆けつけてくださいました。

小学校の図書室には、本はありますが破れや傷みが激しいものが多かったです。

「Room to read」という支援団体が寄贈した本がありました。

紙芝居のセット。

10巻ぐらいのお話があるそうです。

これをカンボジアの学校で目にしたのは初めてでした。

「子どもたちがとても喜ぶでしょう。」

と私からも賛辞の言葉をお伝えしました。

こういう小道具1つでも、教育効果は計り知れません。

紙芝居型の読み聞かせ巨大絵本もありました。

これは何のお話か分かりますか。

みんな、みんな赤いのに、一匹だけはカラス貝よりも真っ黒。🎶

そう、誰もが知ってるレオレオニ原作のスイミーです。

クメール語に翻訳されています。

司書の先生の図書室経営がたいへん緻密です。

きれいな掲示物です。

なんと折り紙の折り方も紹介しています。

図書教育に大いに力を入れている学校でした。

きっと支援した本も子どもたちや地域の方々にお役に立てていただけるものと思います。

11月5日の支援訪問のお約束をしてまいりました。

次は、Som Reth Primary Schoolです。

この学校は、連絡がつかなかったため、場所の確認だけするつもりでいたら・・・。

何と向かいの家から男の人が裸で近づいてくるではありませんか。

何と、その人がSophy校長先生でした。

支援団体と村人とが半分ずつ負担して建てたという図書室。

村の人々も利用しているとのことです。

図書室の本は、ずべて片付けられていて、机の上に積まれています。

その理由はこれ。

数年前に大浸水があり、図書室が水につかってしまったのだそうです。

痛みが激しい本は、取り換える必要がありますね。

お休みのところ、ご対応いただきありがとうございました。

移動中に、ある人から声をかけられました。

そう、8月13日に訪問したVeal Prinh Primary SchoolのHo校長先生でした。

村では、外来者は目立ちますね。

最後は、Chheu Teal Primary Schoolです。

ここは、場所がとてもわかりづらかったです。

図書室の表示を見つけました。

校庭は水がたまって池のようになっていました。

この学校は、校長先生に連絡がつかなかったので、今回は場所の確認のみです。

連絡は、Kompong Tabenから入れていただくことになっています。

3校同時支援の時には、このように場所の確認と、事前の打ち合わせが必須です。

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