スバイリエン州Moeng Samphan Primary School、Prey Chher Teal Primary School、Prey Romdoul Primary Schoolへの支援訪問

2023年9月3日

前日の宿泊先での活動

宿泊先は、サブリナゲストハウス。

スバイリエンの中心部から、郊外に向かって5分ほどのところにあります。

乗り物は、TukTukかバイクタクシーしかありませんので、分乗して移動しました。

このゲストハウスを利用する理由は、受付の彼女にあります。

オーナーの娘さんである彼女、英語が非常に堪能なんです。

田舎の小さな町ですから、細かなインフォメーションが必要です。

必然的に、きちんとコミュニケーションが取れることは大切な要件になります。

チェックイン後には、いつものようにタグシール張りの作業を全員で協力して行いました。

日付、学校名、支援者名が入っていますので、慎重に張っていきます。

シールを貼りながら、支援への気持ちを高めていただくこともねらいです。

夜は、スタッフとの食事会を行い、8時半には宿に戻りました。

学校支援訪問の朝

翌朝は、6時出発ですが、少し早めに起きたので、近所に散歩に出かけました。

朝焼けが美しいスバイリエンです。

いい景色に出会うと何となく得した気持ちになります。

一校目の学校訪問

地元のローカル食堂で朝ご飯を食べてから、車で学校に向かいました。

初めは、Moeng Samphan Primary Schoolです。

ありがたいことにAmshina校長先生が正装でお迎えしてくれました。

私は、前回の事前訪問に続いて2回目の訪問になります。

ご挨拶と、支援物資についての説明をさせていただきました。

理科教材については、先生方も初めて目にするものばかりです。

特にコンパス、温度計、顕微鏡などの使い方を念入りに説明させていただきました。

ご支援者様から、学校に贈呈証が手渡されました。

校長先生からは、ご支援者にプレゼントが渡されました。

Amsina先生、とても優しい心をお持ちで、素敵な先生です。

これは、カンボジアでは最大級の歓迎になります。

各教室を訪問すると、礼儀正しい子どもたちの姿が見られました。

質の高い教育を行っている学校です。

子どもたちの表情も実にいいですね。

交流活動が始まりました。

まず、ご支援者様が日本のじゃんけんについて説明をしました。

ご支援者様のこの絵に、子どもたちから「うまいー」の歓声が・・・。

そして、じゃんけんキングを行いました。

勝ち残った子に、プレゼントが渡されました。

続いては、指輪作りです。

話をしっかり聞ける子どもたちに感心。

遠目で、本物に見えますね。

もちろん自己紹介もしていただきました。

二校目への学校訪問

二校目は、Prey Chher Teal Primary Schoolです。

一校目の学校とは違って、古い小さな校舎の学校です。

図書の寄贈を終え、子どもたちと外に出て、けんだまの実演をしました。

そして、野球を紹介しました。

カンボジアには、野球文化はありませんので、まずはバットの持ち方から。

当たると思わず拍手が起こります。

感心するほど、素晴らしい子どもたちです。

子どもたちと記念撮影です。

三校目の学校訪問

そして、最後は、Prey Romdoul Primary Schoolです。

校長先生に贈呈証が手渡されました。

そして、読書の様子を見学させていただきました。

ご支援者たちにも、支援した本を読む姿を見届けていただいてよかったです。

本を手にしての写真です。

複数で学校支援訪問をすると、日程は少しタイトになりますが、多くの学校を訪問できることが魅力です。

次回12月14日の訪問校

帰る途中で、次回のスバイリエン州の支援校であるPich Montrey Primary Schoolの前を通りました。

この地区は、支援を必要としている学校が多い印象です。

今回、3名のご支援者をお迎えして、とても充実した支援活動になりましたことを心から感謝申し上げます。

ご支援者様からの感想

カンボジア滞在中はサポートありがとうございました。
常にセーフティーを優先していただき、安心して楽しめました。
カンボジアの先入観から、危険な国・人、汚いとイメージしていましたが、全てが間違いでした。
松田様からは、もちろん一部の人間は犯罪を起こしたり貧困ゆえ環境が汚い地域もあるとの事でしたが、それは世界共通でこの国が特別だとは感じませんでした。
田舎(地方)の貧困率は高く、今回の学校支援の意味が現地で深く感じとれました。
ただ、都市部・地方部も、カンボジアの国民性の高さに感動させられました。
皆さん、礼儀ただしく親切でした。
私は英語は中学生並みで、クメール語は当然話せません。
それでもコミニュケーションが取れたのは、私だけでなく相手が私を理解してくれようと歩みよって来てくれたからだと感じました。
松田様に教わった魔法の言葉「オークン」(ありがとう)・「チョムリアップソー」(こんにちは)【共に合掌して】
この二つを覚えたら、いつも笑顔で友好的にしていただきました。
 
現地の姿が見たかったので、毎朝5時に起きて路地を散歩して路地裏にも入ってみました。
夜もホテルに帰ったあと、ダウンタウンなど散歩しましたが、危険な目にはあいませんでした。
カンボジアの国・国民はとてもエネルギッシュで勢いを感じました。
今の日本では忘れられてるものがカンボジアにはあるのではないでしょうか。
観光地に行くと、色んな人種がいるのですが、そんな人達と比べてもカンボジアの人の礼儀ただしさには、襟を正す思いでした。
 
学校支援。
本当に必要だと感じました。
今回は図書本を贈ったのですが、どんな形でも支援に加わりたいと思いました。
自分にできる事を考え行動を起こしたいと思います。
子供たちの瞳、子供たちの笑顔、子供たちの笑い声。
そして、子供たちの未来。
これらを失わせてはならない。
草の根運動かもしれませんが、裾野を広げていきたいと思います。
また、近いうちに行きますので、サポートのほどよろしくお願いいたします。m(__)m
 
PS プノンペンではサポートスタッフのW様にも大変お世話になり、お心配りには感銘いたしました。感謝。
シェムリアップでは、ドライバーのMr.チュンに大変お世話になり、なおかつ楽しませて頂きました。ガイドもしてもらったり、私の希望に沿うように努力していただきました。最終日、私のミスで時間を間違えてたのですが、笑顔で対応していただき思い出深いものになりました。ぜひ次回もMr.チュンに会いたいです。感謝。

ご参加ありがとうございました。行程を通して、華やかなレストランよりも、現地のローカルレストランや屋台での食事を楽しまれる本当のカンボジアを知ろうと努めていらっしゃいました。学校訪問でもじゃんけん大会を企画していただき、子どもたちの心をつかんでいましたね。シェムリアップ観光でも、素晴らしい歴史に出会えたとのお話を聞き、私もうれしくなりました。今後も様々な面でご協力を頂けることに、スタッフ一同お礼を申し上げます。