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ポルポトの記事へのご意見をいただきました

活動レポート

ブログにてカンボジアについて様々なことを発信していると、いろんなご意見を頂けます。

これは、発信者にとっては、読み手がどのようなお気持ちで受け止めていらっしゃるかがよくわかるという点で、大変貴重なことです。

まずは、ブログを楽しみにしていただいているという方からのメッセージです。

執筆された物を拝読しますと、松田先生の人格、教養、豊かな人間性が理解出来ました。記事は、最近の理科科学系が面白く、ワクワクフムフムと拝読させて頂いております。

ポル・ポト、負のむごい遺産、心痛みます。犠牲者の方々の安らかなご冥福を心よりお祈りしております。

松田さんのように、カンボジアの方々の負の歴史に寄り添う心、大事ですね。

近代に於いて残虐な情報が世界に殆ど発信されてなかった、偏重報道のおかしさ、今のコロナでもありそうな感じがしてます。

ところで、カンボジア地方の庶民、子供達の生活、暮らしを見せて頂けたら興味深く思います。ブログの冒頭に、カンボジアの『恵まれない子供達』と有りますが、私的に見えて来ないので。

私は、単に何を食べたとか、いくらでこんなものを売っているなどの内容を発信するのではなく、「カンボジア支援の必要性を伝えたい。」という目的意識を持って記事を書いているつもりです。

私の記事で心が動いたとしたら、とても光栄なことです。

ポルポトのことについて、たくさん記事にしているのは、この国が支援を必要とする最大の理由だからです。

そして、カンボジアについて、正しい認識を持っていただきたいという想いからです。

まあ、検索キーワードから入ってくるポルポト関連の記事の閲覧数がダントツに多いんですけどね。(笑)

カンボジアの地方の子供たちの暮らしについては、タグキーワードを利用されるのが便利です。

入り方は、

ブログ➡タグ一覧のキーワードをクリック

です。

 

次に、ちょっと辛口の意見です。

「キリングフィールドはカンボジア中にある」というより「世界中にある」と言った方が適切でしょう。

~中略~

「キリングフィールド」そのものの中身や規模に疑問を持っています。それは①ベトナム軍の傀儡政権が公表し‟宣伝”してきたものだからです。②その割にカンボジア人のポルポト批判が小さい(ほとんど聞かない)どころか、ベトナム批判を多く聞くからです。事実を否定するつもりはありませんが、事実を見誤ったり、宣伝に悪乗りすることは避けたいものです。

バッタンバンのキリングフィールドという記事へのコメントとしていただいたご意見です。

多分、この方はタイトルからこのように感じ取ったのだと思います。

人の感じ方は様々ですので、自分にとって都合の良い悪いで選別することなく、受け入れていく覚悟でいますのでご安心ください。

少し思うことを付け加えさせていただくと、実は、私自身が1980年代にキリングフィールドという映画を見てから、自分では、直訳で「殺しの野原」というイメージでこの言葉を捉えていました。

ところが、いざカンボジアに来てみると、固有名詞化されていて、その施設のことをキリングフィールドと呼んでいるんですね。

例えば、プノンペンのチュン・エク村にあるのもキリングフィールド。

たいていの観光客は、ここだけを見て帰るので、それも正しい認識ではないとも思っていました。

私も、限られた場所しか知らなかったので、本当に殺しの野原があちこちにあったのかどうかを自分の手で調べたかったのです。

そのために、多くのカンボジア人に聞き込みをしました。

すると、記事にもされていないようなことがたくさん聞けたのです。

この深い井戸の中に手が届くところまで死体が積まれていた。
この田んぼのあぜ道に人骨が何か月も放置されていた。
○○州のポルポト兵士が○○州の人民を大勢虐殺した。

そんなことから、殺しの野原は、当時のカンボジアを語る言葉だと確信が持てました。

様々なところに直接、行ってみると、遺骨を慰霊している小さな場所がいくらでもあります。

それらは、決してベトナムの指示によるものではなく、カンボジア人の仏教に基づく死者に対する弔いの心から作られています。

 

また、ご意見の中のベトナムの傀儡政権という表現ですが、国際社会が作り上げたプロパガンダの意味合いが強いことを理解する必要があります。

アメリカも、1970年カンボジアにロンノル政権という傀儡政権を作りました。

(日本が中国に溥儀を立てて作った満州国も同じです。)

過去記事でも書いていますが、当時ベトナム戦争から撤退したアメリカが、ホーチミン率いる共産党ベトナム軍の拡大を阻止するために、ヨーロッパ諸国を味方につけてベトナムの傀儡だという国際世論を作り上げているのが本当のところです。

自分のやったことは正義で、他国がやれば悪。

ここに、大国の身勝手さがあります。

フンセン首相が、カンボジアの不幸の最大の原因はアメリカの空爆にあるという主張も、カンボジア人民の心を代弁した発言のように思います。

多くの人々が、クメールルージュの圧政下では、ベトナム軍の力がなければ、もっと多くの人民が殺されていたと思っています。

当時を生き抜いてきたご高齢の人々ほど、実感を込めてそう言います。

国際世論がいつも正義とは限りません。(これ大事です。)

カンボジアには、カンボジア人民の心と誇りがあります。

 

真実は、常に人々の心に在ります。

 

あと、カンボジア人がベトナム人を好まない理由は、簡単です。

それは、

ポーランド人・オランダ人のドイツ人に対する思い

韓国人・中国人の日本人に対する思い

と同じこと。

サッカーEuroカップ決勝でオランダとドイツが試合をしたときのドイツへのブーイングには凄まじいものがありました。

サッカーの日韓戦でなぜあそこまでブーイングを受けるのかわからない方は、一から歴史を学び直すことをお勧めします。

侵略された側が、侵略した国を好きになれるはずがありませんから。

そのようなことを全く知らない世代の代議士が、平気で、

「戦争するしかないんじゃないですか。」

と発言をする姿を見るにつけ、祖国の先行きが心配になります。

被害を受けた人々の心を理解することから、友好関係は始まります。

 

歴史教科書問題についても、日本人は真摯に考えてみる必要がありますね。

ハルピンに存在した731部隊

中国の各都市への爆撃

抗日ゲリラの虐殺

一切の記述を見たことがありません。

東京大空襲、広島への原爆投下、日本が常に被害者で描かれている教科書で学ぶ子供たちが、真実を学んでいるとは到底思えないのです。

教科書を現場で30年も扱ってきた私が、言うのですから間違いはありません。

子どもたちは、戦争の真実を知ることもなく大人になっていくわけです。

 

日本の政治家の中にも、元軍関係の家系出身者が大勢いることから、こういうことに抑止力が働くのが今の日本の政治です。

これは、首相一人だけの問題ではなく、政治のシステムの問題によるところが大きいですね。

でも、過去のしがらみから切り離された、未来に向けてのより良き国際関係を築き上げることのできる政治家が多くなれば、きっと国際社会で信頼を受ける国になると思うのです。

2つの世界大戦で莫大な賠償金を背負い、ユダヤ人の大量虐殺で国際的にもたたかれていたドイツが、移民を受け入れつつ、経済成長も保っています。

その大国ドイツのメルケル首相の歴史に対する認識が良い見本です。

政治に関する記事を書いていても、心理カウンセラーの立場から、論点が人の心に行きやすいことをご理解いただけたら幸いです。

でも、

世の中は人の心がつくる

と確信もって言えます。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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