支援物資に込められた思い

活動レポート

1年ほど前に、こちらに支援物資を直接運んで、学校支援訪問にもご参加いただいた新潟県の鶴巻さんと井上さん。

その時の学校訪問の様子はこちら

お二人は帰国後もカンボジアの子供たちへの想いを持ち、地域の人々に働きかけ、数か月間かけて文房具を集めてくださいました。

物資を集めている作業の記事はこちら

そして、プノンペンの郵便局から日本からのパケットが届いていると連絡を受けたのが10日ほど前。

その時は、私の地区はオレンジゾーンでしたので、区域外に出ることが許されなかったのですが、イエローゾーンになったタイミングで一昨日引き取りに行ってきました。

船便で運ばれた7箱の段ボール。

郵便局に着くと、パケット番号を聞かれた上で荷物を特定し、その後、事務室に誘導され、箱の中身の検閲を受け、税金を徴収されました。

日本からカンボジアの地方の学校への支援物資として贈られるものであることと、私はNGO活動としてそれを届けるためであって、いかなる利益を得るものではないことを説明しましたが、予想通り、例外は認められません。

唯一、例外として、教育省に支援先の学校名と支援を行う活動証明書を書いてもらってくれば、お金は徴収されないとのことでしたが、教育省にその証明書を書いてもらうにもお金が必要なことが明白なので、諦めてこの場で支払うことに・・・・。

(カンボジアに数年も住めば、アンダーザテーブルの世界を嫌でも体験することになります。)

梱包の中身が支援物資だと確認すると、所長に当たる立場のような人が、最低の料金だと言いながら、54$と私に告げました。

支払いを終え、開墾した箱を事務所内で、再び梱包し直して、車に運び込みました。

すると、この時に、一人のお男性が荷物をさっと運んでくれるんですね。

こういうケースは、カンボジアではよくあること。

時々、日本人の方で、

「自分は頼んでいないから、支払う義務はない。」

と声高々に言う人がいます。

もちろん、支払わなくても彼らは文句を言いません。

でも、私は、チップとして5,000リエルを手渡しました。

なぜなら、カンボジアはこういう社会だからです。

自分で人の役立つことをして、自ら稼いで生きる。

それ以外に生きる術がない人々が大勢います。

人をだまして、悪事をはたらいて、お金を得るような人でないことがわかるから、その心に報いたいと思うのだけなのです。

皆さんも、カンボジア人に何かしてもらったら、嫌悪感を持たずに、お金で返すことをぜひ心がけてくださいね。

そして、その場で終わりにすることです。

ただ同然に親切を受け続けて、後々に失敗をこうむる例もたくさんありますので・・・。

 

さてさて、中身は、相当な量の文房具です。

鶴巻さんと井上さんは、カンボジアの学校に届けるための経費もご負担してくださるとおっしゃっています。

お二人は、すでに2度ほど自らの費用でカンボジアにお越しいただき、支援活動にもご参加いただいております。

直接支援物資を届ける苦労を理解しているからこそ、生まれる心遣いでしょう。

このようなお二人の気持ちに、真の支援者の姿を見る思いがします。

私は、とても感銘を受け、この支援物資を本当に必要とされているところに届けなければという思いを強めた次第です。

 

さて、あとは、プノンペンの移動制限が解除され、学校が再開されることを願うばかりです。

昨日、少ない情報を頼りに、予防接種のためのアプリケーションを発行する場所を地元の人に聞き出し、取りに行ったところ、受け付けはすでに終了していました。

現在、2回目の摂取が行われていて、新規の摂取には回せないとのことでした。

私が、なぜ安全が保障されない中国シノファーム製のワクチンを早々と受けようと思っているかというと、

支援活動をスムーズに行うため

なのです。

だって、予防接種済みの証明を持っているだけで、地方の人も安心して迎え入れてくれるでしょうから。

英国製・米国製・中国製、安全だとか危険だとかは、一切関係ありません。

支援活動は、ある意味、命がけです。

ちなみに、現在、プノンペンから地方の州に入ると、2週間の隔離を強制されるようです。

フンセン首相は、症状がない限りは、移動OKと言ってはいますが・・・。

カンボジアのパンデミック後の混乱状態は、まだまだ続いています。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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