【シェムリアップ州への事前訪問】支援リストに貧しい学校を4校追加

今回は、シェムリアップ州の一部地域を4日間かけて、学校を訪問してきました。

いつも通り、バイクで出発。

車はダメです。

なぜなら、・・・ほら、この通りに。

泥濘の深いところにはまれば、おしまいなんです。

機動性の高いバイクに乗る理由がここにあります。

知人宅に滞在しながら、土曜日と月曜日の2日間にまたがり、今回、シェムリアップの北東方面の学校20校余りを回ってきました。

第一支援候補校「Thlork Kambot primary school」

初めに訪問したのは、Thlork Kambot primary schoolです。

学校前の赤土の道は、ほとんどがぬかるんでいて、かなり走りにくかったのですが、これも経験のなせる業でしょうか。

あちこち移動していると、自然と対応できる運転技術が身に付いていきます。

てかてか光っているところや水たまりのあるところは底が深い場合があるので要注意です。

車体を垂直に保つこととハンドルを極力切らない、そして、アクセルをパーシャル状態にして運転するのがコツと言えます。

校舎は、珍しいカラーでぬられていました。

校舎の建設及び教育内容に、ベルギーによる支援が関わっています。

それとシェムリアップ州の学校は、アメリカによるWFPを通しての食糧支援がほとんどの学校に行われています。

ここでも、その看板がありました。

お昼の給食ではなく、子どもたちは朝食を学校で食べます。

学校給食については、以前、コンポントム州の学校で取材させていただいたことがありますので、そちらをご覧ください。

こちらが炊事棟です。

校庭です。

高架水槽方式による水道です。

日本の方々からの支援で造られていました。

こちらの井戸にモーターポンプを取り付けて、高架水槽に汲み上げます。

炊事棟の前の井戸にも日本の国旗が。

企業さんですね。

1年の半期は雨季のカンボジア。雨による建造物の痛みが屋根部分に出始めています。

手洗い用の簡易水道。

日本の学校での当たり前のように出る水道が、なんとありがたいことでしょうか。

子どもたちは、このような環境で一生懸命学んでいます。

このクラスの子、とても真剣な表情で勉強しておりました。

母音文字をノートに視写。

あちこちの学校で見られるノートの縦置きもありません。

指導ひとつで、きちんとした横置きでクメール文字を書けることがわかりました。

来訪者に愛嬌をふりまかない姿勢にただただ感心。

先生方の指導の良さがうかがえます。

女性3人でこの学校を指導していらっしゃいます。

休み時間の子どもたちと。

とても、好感が持てる子どもたちです。

学校裏には、ごみが散乱していました。

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