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Kdoeang Reay Primary School を訪問

翌朝、6時に起きました。

ここからでこぼこの田舎道を40kmほど走らなければなりません。

大事な支援物資を積んでいるので、今一度しっかりと荷台に縛り付けます。

悪い道になると、速度は時速20km程しか出せません。

道路には、ドキドキ大きな段差があったり、穴が開いていたりしています。

振動もヤバいくらい半端ないです。

ようやく、本日一緒に訪問する友人宅に到着しました。

服は、土埃で真っ赤になりますので、着替えさせてもらいました。

そして、一緒にKdoeng Reay Primary School を訪問しました。

学校の近くになると、比較的道はなだらかになっていました。

ただ、4輪車が通ると土煙で前が見えない・・・。

これが、雨が降らないカンボジアの乾季の道路事情です。

マスクは必需品です。

学校の正門です。

校舎が2棟ありました。

そこに、日本語の看板を発見。

つきスクール、マンゴースクールと名前が付けられています。

2002年と2004年に、AEONグループと日本のある機構がユニセフを通して寄贈した建物でした。

AEONが日本の会社ということを、カンボジアの人々はほとんど知りません。

学校を訪問するときに、必ずチェックするのが飲料水の環境です。

2015年に団体から支援により、大きなタンクとろ過装置が設置されていました。

図書室は、閑散としていました。

書架に並んでいるのは、ほとんどが教科書です。

備品もほこりをかぶっていて、壊れていて使い物にはなりません。

ほこりのつもり方から推測すると、内戦前のものですね。

図書室の入り口に、興味深いものを見つけました。

図書室への入室者は、置いてあるストローを学年のカップの中に入れるようになっているのだそうです。

これにより、一日何人図書室を利用したかがわかるようになっています。

さて、今回寄贈する本をテーブルに並べていると、子どもたちが物珍しそうに集まってきました。

「日本の人からの君たちへのプレゼントだよ。」

と話すと・・・。

子どもたちは、歓声を挙げて大喜びです。

先生方もとても好意的にお迎えしてくださいました。

一番左が校長先生です。

今回、直接訪問し、図書を寄贈してくれたことを大変喜んでくださいました。

続いて先生方との協議を行いました。

まず、自己紹介をした上で、活動の趣旨をお伝えしました。

先生方は、うんうんとうなずきながら聞いています。

こちらから、学校の様子を尋ねました。

在籍児童数は334名、全部で10クラスあるのだそうです。

でも教える教師は8名です。

2名は複数のクラスを持っているということです。

そして、カンボジアの教育の課題や読書指導の充実についてお話をしました。

読書が、言語活動の向上にとても有効であることや、この本のお話は、思考力や判断力をも高めてくれるだろうということもお伝えしました。

先生方からの質問が続きます。

特に日本について関心を持っているようです。

(カンボジアは、パスポートやビザの取得の敷居が高く、一般の人々が簡単には出国できないのです。)

先生方は日本の教育に関心が高いようで、話しを伝え聞いて、それを参考にしているということでした。

教師の給料にも関心を持っていて、大学卒業した新任の先生の給料について聞かれました。

私が約2000$だと答えると驚いて、こちらは250$だと話してくれました。

でも、物価が高いから同じですよと付け加えて、例えば、東京に住むと、半分は家賃に消えていきますと言ったら、ご納得の様子でした。

たいへん気さくな先生方です。

さて、図書室の方では、新しい本が加わり、子どもたちがにわかに活気づいていました。

新しいピカピカの本がよほどうれしいのか、どの子も夢中になって読んでいます。

ほとんどの子が声を出しながら音読しているので、部屋中、クメール語を読み上げる声であふれていました。

音読は、言語活動を活発にさせる読み方ですから、ぜひ続けてほしいと思います。

続いて、各教室を参観させていただきました。

この4年生の教室では、授業が始まる前で、席に座って先生が来るのを待っています。

皆、いい顔をしています。

学ぶ意欲に満ち溢れているように見えます。

きちんとノートと教科書を出して、先生が来るのを待っています。

3年生の教室です。56歳になるベテランの先生です。

先生がノートに目を通している間、生徒たちは黒板に書いてあることをまとめながら視写しています。

これは、1年生の教室です。

みんな席に座って、ノートに書いていたのですが、私が入り口に立つと、一斉に立ち上がって、挨拶をしてくれました。

なんて、礼儀作法が身についている子どもたちなんでしょうか。

最後に、3年生の教室に行きました。

休み時間だったため、みんな笑顔で大歓迎してくれました。

まさに、素の姿ですね。

思わず、カメラを取り出すと皆が一斉に手を振ってくれました。

とても人懐っこい子供たちです。

最後に、一クラスを校庭に集めて、子どもたちに日本の遊びを紹介しました。

しっぽ取りおにごっこです。

初めは、私が鬼役です。

最初はルールがわからなくて、恐る恐る動いていた子どもたちも、ルールを理解すると歓声を上げて遊んでいました。

約半日、先生方と交流し、活動の趣旨を伝え、子どもたちとも良い交流ができて、楽しく過ごさせていただきました。

「本を寄贈して喜びを与え、こちらは幸せな気持ちを頂ける。」

この活動の最大の良さだと思います。

私たちは、橋を建設することはできません。

学校を建ててあげることもできません。

でも、学校を直接訪問し、子どもたちに手渡しで図書を渡します。

そして、それを見届け、読書を通して、子どもたちのより良い成長を願うのです。

これが、チアフルスマイルの目指す草の根支援活動です。

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