作業所を訪問

2020年6月23日

フェアトレード部門の円滑な推進のために、週に一度ほど、作業所を巡回訪問します。

いつものように笑顔で歓迎。

このくらい進んでいるよと皆が手掛けている作品を持ち寄って、集まってきます。

彼女は、じっくりとこの作品を手掛け、2か月ほどでここまで仕上げていました。今、最後の細かなところに取り組んでいて、あと3日ほどで完成する予定です。

一方こちらでは、もうすでにほとんどできているからとその場で作業を始めました。

精いっぱい仕事をしていることをすすんでアピールします。

こういうところに、カンボジアの人々の意思の強さを感じます。

でも、この作業所は、みんな気のいい人たちばかり。

私が訪問すると、ビールをすすめられるのですが、さすがに昼間から飲む気にはなれないので、運転があるからと言って体よく辞退しています。

 

こうして芸術性の高い作品が、着々と仕上がっていきます。

私は、訪問するたびに、作業をしてくれる人たちのひたむきな姿を目に焼き付けて、いい仕事をしてくれることに感謝の気持ちを忘れないようにしています。

こういう仕事って、投げやりな気持ちではできないんですね。

カンボジアの魂がこもっている素晴らしい作品ばかりであることを、作品を見て感じていただけたら幸いです。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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