紀元前の建築物タケオ州のPhnom da

2020年6月19日

メコン川流域は、早くから文明が起こった地域です。

この地域の中でも、カンボジア南部(越南)は元はクメール王国の領地でした。

強大な権力を象徴するクメール王国の寺院Phnom daはタケオ州のAnchor borey地区にあります。

クメール語で、Phnomは丘、daは石のことを言います。

看板が立っています。

この奥へと進んでいくと、太古の歴史が・・・・。

橋の向こう側にロータリーがあります。

その近くには、売店が並んでいます。

どこから山に登るのか、見当がつきません。

麓には、小さなお堂がありました。

少し左側の奥に進んだところに、階段がありました。

階段元には、おじいさんが座って手を合わせています。

「ソク サバイ」とご挨拶をして、気持ちばかりのお金をお渡しします。

50段ほどの階段を上ると中腹には、石堂がありました。

木の根っこがお堂そのものを包み込んでいます。

堂内は、神秘的な空間になっています。

大勢の石工が削ったことを伺わせるようなきれいな直方体の部屋になっています。

石堂の横に座っている金色の仏像に手を合わせます。

さらに階段を上っていくと・・・。

ありました。2500年前の建造物。

小高い丘の上に長い歴史を刻んできた建物です。

クメール語と英語でその歴史について書かれています。

太古の歴史に思いを馳せます。

日本で言えば、紀元前は縄文の時代。

こんな古い時代に、これほどの建造技術があったことにただただ驚きます。

さすがに亀裂が入っていて、倒壊する可能性もあります。

入り口は安全のために補強工事がなされていました。

中へ入ってみることに。

お焼香をして、祈りを捧げました。

隅にもお供え物がありました。

天井部分は抜け落ちています。

山を下り、カンボジアの大平原を眺めつつ、当時の姿を想像していました。

時だけが知っている真の歴史があります。

人間が作っってきた人間の歴史。

それは、永遠に分かり得ないことなのかもしれません。


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