アムリーンからコンポンチュナンへの県道53号線の風景に感動

2022年4月17日

最近、カンボジアの主要幹線を走っていて、

後方から爆走してくる車両

時速100kmで反対車線にはみ出して追い越してくる車両

右側に駐車している大型車両

ゆっくりと走る各種低速車

にちょっと疲れ気味でした。

おまけに、交通取り締まりのポリスコントロール。

カンボジアでは、無納税の違法車両が多く、フロントガラスに納税スティッカーが張られていないと、高額な反則金を支払うことになります。

バイクにも、かつて年間で1$ほどですが納税義務があったようですが、125cc以下のバイクは免許制度と同様、現在はフリーになっています。

 

それでも、カンボジアの道路には、日本にはない良さが2つあります。

それは、

信号機が全くないことと直線道路であること

なんです。

 

日本では、こんなことがよくありませんか。

地方の国道をゆったり走っていると、車両が全くないところで、赤信号待ちをする。

そして、ゴーストップを繰り返す。

そして、多くがワインディングロードである。

 

移動するなら、自然の中を気持ちよく走りたい。

そう感じていたところ、こんなぜいたくな願いを実現できる場所を見つけました。

ウドンからアオラルに向かう途中にアムリーンという地域があります。

そこを右折すると、県道53号線に入ります。

約72kmほどのこの区間。

まさに、手つかずの自然。

そう、誰もが憧れるあの「モンドルキリ」の感覚。

道路はきちんと舗装されており、段差や陥没個所も全くありません。

標高1,812mのアオラル山です。一度は山頂に立ってみたいですね。

あまりの感動に、停車して、空気をたっぷり吸いこんでみました。

空気がこんなにおいしいとは・・・・。

 

飛ばしたらもったいないと思えてきますので、時速60km/h、パーシャル状態で走り続けます。

前後には、車両は一切ありません。

日本の北海道を走ったら、こんな感覚なんだろうなと思います。

ところどころに集落があり、そこには学校もあります。

田舎の学校らしく、粗末な造りで敷地には校舎がぽつんと建てられているだけのものです。

 

たっぷりと景色を楽しみながら、2時間余りかけて走るとコンポンチュナンに着きます。

チュナンは、クメール語で「鍋」という意味。

ローカル食堂で昼食を取った後、せっかくですので、焼き物屋さんに立ち寄りました。

店頭にたくさんの焼き物が並べられています。

でも、欲しかったものはただ一つ。

上の蚊取り線香入れ。

伝統的な工法による素焼きです。

カンボジアのブロック積みの家屋は、アリが一気に侵入してくるという不都合があるのですが、一晩蚊取り線香を焚いておくと、このアリが一切入って来ません。

お店のおばさん、ニコニコ顔で歓迎。

蚊取り線香をゼスチャー交じりで説明すると、店の奥から2つほど運んできました。

 

私「ポンマーン、ムイ?」

おばさん「バイポアンペラム」

私「バイポアン」

おばさん「OK」

 

即決です。

おばさん、気前よく、3,500リエルを3,000リエルにディスカウント。

 

焼き物は、プノンペンでは、簡単には手に入りませんので、遠くまで足を延ばした甲斐がありました。

カンボジアには、このように手つかずの自然を楽しめる道があります。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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