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カンボジアの村に届いたアストロスコープ

カンボジアの生活

ここはコンポンチャム州の小さな村。

へローさんが予てから村の子供たちと交していた星を見せるという約束。

とうとう、その願いが叶いました。

この天体望遠鏡は、へローさんの願いを私がかなえてあげたいと思い、こちらに来るご参加者にお願いして日本から運んでいただいたものです。

箱は受託手荷物に収まる範囲でしたが、重さは8㎏もありました。

自宅から空港に運び、航空会社に預けることを想像すると、決して簡単なことではなかったと思います。

税関審査では、中身について細かな質問を受けたそうです。

それでも、無事にカンボジアに届きました。

まさに善意が運んでくれたアストロスコープですね。

 

帰省したへローさんは、これをご参加者から受け取ると大いに喜び、その2日後にさっそく村に持ち帰りました。

その晩、近所の子供たちが集まってきました。

カンボジアでは、天体望遠鏡は手に入りません。

子供たちは、いったい何の機械だろうと興味津々です。

最初に子供たちに見せたものは月。

今までただ白く光っているだけだと思っていた月の表面を初めて見て、丸い穴のようなものがいくつもあること気づくでしょう。

クレーターという言葉は、後から学べばいいことです。

まずは自分の目でしっかり見ること・・・。

そして、自ら感動すること。

子供の心に科学の目が芽生える瞬間です。

子供たちの喜ぶ姿を見て、運ぶことも立派な支援になることが実感として理解できました。

今年最後の大きなご褒美をいただいたような気持になりました。

何万もの子供たちが自分の目で天体を見て、きっと彼らの将来に大きな影響を与えることでしょう。

今回、この運搬ボランティアを快く引き受けてくださったご参加者に心から感謝申し上げます。

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