2020年からカンボジアの祝日数が減ります

2022年4月17日

カンボジアでは、以前から祝日の多さが労働生産性を低下させる要因になっているとの内外からの批判を受けてきました。

そこで、政府の閣僚会議において、2020年から、年間の祝日数をこれまでの28日から22日に減らすことを決定しました。

会議令によれば、来年から、

万仏節(ミアック・ボーチア 旧暦の3月の満月の日)
虐殺政権からの解放の日(1月7日)
国際こどもの日(6月1日)
パリ和平協定の日(10月23日)
国際人権デー(12月10日)

が祝日から外れます。

また、加えてシハモニ国王誕生日(5月13日~15日)の3日間の祝日を14日のみに変更することになりました。

その一方で、4月のクメール正月は、3日間から4日間に延長となります。

2020年の祝日カレンダーはこちら

この目的については、「カンボジアが競争力を持ち、国際的な投資を引き付けるため」とされていますが、工場の労働生産性の向上や、学校の休業日も少なくなると同時に授業時間数が増えたり、さまざまな面で社会的な変化が見込まれています。