TukTukを賢く乗りこなす術

2020年6月23日

暑いカンボジア。

炎天下の中を歩くことはできません。

したがって、カンボジアに来れば、必然的に移動手段としてTukTukに乗ることになります。

そして、カンボジアでもはや主流となっている配車アプリPassApp。

PassAppについては、これまでにHPの記事でも紹介しておりますので、是非お読みください。

今、カンボジアで最も便利な移動手段

また、他の方も登録方法などについて記事を書かれていますので、関心のある方はお読みください。

Passappについての紹介記事


さて今回は、居住者ならではの視点で見たTukTuk利用術について書いてみます。

私も、通常であれば、アプリを使って、PassAppのスティッカーの貼ってあるTukTukを利用します。車体色は、黄、赤、白の3種類があります。

PassAppの利点

このPassAppの利点をまずはおさらいしましょう。

車体が小さいので渋滞路でもすいすいと進む。
ドライバーが到着するまでの時間が表示される。
ドライバーの顔や車体番号、電話番号がわかる。
ドライバーの現在地が自分のスマホで確認できる。
自分のいる場所に来てくれる。
最短距離でのルートで走ってくれる。
料金があらかじめ表示される。

これだけ、良い条件がそろっていたら、使わない手はありませんよね。

PassAppではないTukTuk

でも、たまに、PassAppのTukTukがつかまらないときがあります。

そんなときには、PassAppでないTukTukに乗ることになります。

個人タクシーのような一匹狼的なものですね。

ただし、価格設定がありませんので、料金についての交渉をしなければなりません。

この場合、ドライバーに地理を知らない観光客と見られると、目的地に着いた後でかなり高い金額を要求されることがありますので、観光で来られる皆さんは、決して、値段交渉なしに乗らないでくださいね。

ドライバーの事前分析法

私は、目的地の伝達や事前の値段交渉をしながら、ドライバーについて下の3つのレベルを確認します。

人柄レベル・・・人相はいいか。
知識レベル・・・目的地までの道をよく知っているか。
コミュニケーションレベル・・・ドライバーと英語か簡単なクメール語でコミュニケーションが取れるか。

自分の命を預けるドライバーです。

少しでも危ないと思ったら、止めておくのが賢い選択です。

ドライバーは、いくらでもいますから。

私の値段交渉術

私は、ドライバーとやり取りしながら、こちらから条件を付けることがあります。

それは、

実は途中で食事をしたいんだけど、15分ほど待っていてもらえるか。
○○の店に立ち寄ってもらえるか。
ATMでお金をおろしたいんだけど寄ってもらえるか。

つまり、経路の中にこちらの用事を含めるのです。

例えば、通常は4$のところを5$と言ってきたら、途中で買い物に立ち寄らせることでその1$分はOKとします。

最近、利用した経験

先日、バスでスバイリエンから帰ってきたときに、いつもとは違うところで降車させられました。

そこに、待っていたのが、この通常のTukTukだったのです。

(お客がほしいドライバーは、バスの降車ポイントをよく知っていて、そこで待っているのです。)

彼は、5段階レベルで、人相3、コミュニケーション4、知識4と評価しました。

まあ、利用できるレベルでしたので、私は目的地を伝え、How muchと尋ねました。

相場は3$と踏んでいたところ、彼は、少し考えたあとで5$と答えました。

「私は、それでは利用できません。」

と返すと、即座に4$と言ってきました。

それでも、相場よりも1$分高いので、用事を組み込んで提案してみました。

お腹がすいていた私は、食事をする時間の10分間、待っていてもらえるか尋ねました。

すると、10分ならいいよとの返事をもらって、見事に交渉成立です。

私は、よく利用するお店に立ち寄ってもらい、クイテウを食べ、自宅に帰ってきました。

彼は10分間待つことで利益を得て、私は食事場所に連れて行ってもらえるという恩恵を受けるわけです。

このように型にはまらない利用方法を提案できるのが、交渉制のTukTukの利点でもあります。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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