プノンペンの交通事情

2020年6月23日

日本から来た人が、まず驚くのがプノンペンの交通事情です。

バイクの交通量が多いのにまず驚かされます。

街中にあるバイク屋さんは、ホンダの販売店ばかりです。

そして、走るバイクもほとんどがホンダ製。

バスの車窓から、撮影してみました。(ドライバーの顔もナンバーも見えないという判断で掲載させていただきました。)

「Dream」がほとんどですが、「Today」「Wave」なんかも走っていますね。

 

さて、カンボジア独特の交通ルールについてお話します。

交差点には、基本、先に侵入したものが優先という暗黙のルールがあります。

優先道路を直進していても、右から左から車両や人々が幹線に割り込んで来るので、絶えず左右に気を配って運転します。

(田舎道では、牛が横断してきたりもします。)

日本のルールを持ち込んで、通過するまで止まって待っていると、どんどん通過され、進行できなくてバカを見ることになります。

郷に入らば郷に従え。

ここのルールで、集団に溶け込んで運転しているほうが安全だということが次第に分かってきます。

また、カンボジアでは、バイクの3人乗りはよく見る光景です。

(12歳以下の子供一人まではOK)

少し郊外に行くと、4人乗りや5人乗りまで見ることがあるから、驚きです。

私が自分の目で見た最高人数はなんと

6人と一匹。(大人3人子ども3人と犬が一匹。)

そもそも、日本の人々ならバイクは移動手段と考えるのに対し、カンボジアの人々は、バイクは人を含め運送手段と考えているようです。

荷物をバイクの荷台にわんさか積んで走る姿は、圧巻です。

これ、落下したら危ないと思うのですが、本人は平気なんでしょうね。

この乗り方よく見ますが、どう見ても下腹部が圧迫されて痛そうです。そもそも、ハンドルが切れないと思いますが・・・。

2017年に、警察官が取り締まり切れないという理由で、125CC以下のバイクは免許が不要になったことから、多くの人が免許を持たずにバイクを運転しています。

小学生の子供までバイクに乗っているのを見かけます。

しかも、ノーヘルで3人乗り。

自分の周りを走っているバイクの多くは、交通教習さえ受けていないドライバーだということです。

近年、死亡事故を減少させるという目的で、ヘルメット非着用のドライバーには、罰金が科せられるようになったため、都市部ではノーヘルで走っている人はほとんどいなくなりました。

私も、もらい事故に気を付けて、こちらのルールに則って運転しています。


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