進化するカンボジアのポリスコントロール

こちらは、カンボジアのプノンペン~シアヌークビル間を結ぶ国道4号線。

その国道4号線上、プノンペンから、西に30㎞ほど進んだところに、Thnal Totongという大きな街があります。

ある火曜日の午後、お気に入りのパン屋さんでコーヒーを飲んでいると、その斜め前方で交通取り締まりをやっているではありませんか。

取り締まりの対象は、両側車線。

総勢で6名のポリスが、蛍光色の安全ベストを身に付けて業務に当たっています。

取り締まりの対象車両は、4輪車のみ。

なぜなら、

ノーヘルの二輪車

3人乗り二輪車

逆走二輪車

すべて、スルーしていましたから・・・。

よくよく観察してみると、旧型車両が止められているようです。

しかし、私は、ある法則に気づいたんです。

ここで取り締まりを行っているポリスは、はるか遠方からくる車両を迷いもなく停車させているではありませんか。

ううむ、これは、何か裏があるに違いない。

そう。

その仕組みは、300mも離れた場所で、事前にトランシーバーを用いて監視しているんです。

見ていると、止められる車は、

スティッカーなしの自動車税未納車両
シートベルト未着用
過積載車両
見るからに年代物の旧型車両
このトランシーバーポリス、離れた木陰の石の上で肉眼で見分けて情報を送信していました。
カンボジアでは、停車させられたら言い訳は一切通用しません。
こちらの方も、しばらく問答していましたが、結局連行されていきました。
自己主張すると、更なる罰則金を支払う羽目になります。
 
シートベルト未着  75,000 リエル ($18.75)
携帯電話使用  80,000 リエル ($20)
 
これは、結構な税収になります。
 
思うに、1日の取り締まりで、数千ドルは徴収するのではないかと思われます。
 
日本と違って、カンボジアの場合、その場で仮設テントに連れていかれ、調書にサインをした上で、その場で反則金を支払います。
 
もちろん大義は、交通事故を減らすための取り締まりではありますが、より高額な違反を摘発することで、税収を少しでも確保しようとする当局の取り組みでしょう。
 
 
交通に関する過去記事はこちらからお読みください。
 

最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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