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日本とは全く違うカンボジアの太陽高度のお話

カンボジアの生活

オーストラリアに行って、太陽が北側に現れたり、四季が逆転したりする経験を積んでいる方は実感がわくと思いますが、ここカンボジアでは、太陽が日本とはまったく違った軌道を描きます。

これが結構、物理学的に面白いお話なので、記事としてまとめてみました。

 

地球が太陽の周りを公転している軌跡で描かれる円周面に対して、23.4度傾いていることは、中学校の理科で学ばれたことと思います。

この傾きが公転軌道と組み合わさって、月ごと太陽光線の照射角度に変化が生じ、四季の気温変化を生み出しています。

地球の公転と自転について、詳しく説明されています。セイコーキッズ

 

夏が温かいのは、地軸の北側が太陽側に向くことによって、太陽高度が上がるから。

夏至の南中における太陽高度は、日本の北緯35度の地点では、次の式によって導き出されます。

90°ー 35°+ 23.4°= 78.4°

反対に冬至の南中高度は、

90°ー 35°ー 23.4°= 31.6°

となるわけです。

夏は暑くて、冬は寒い。

これは、あくまでも日本でのお話。

 

では、カンボジアの首都プノンペンでは、どうなるでしょうか。

 

プノンペンの位置は、

北緯11度33分  東経104度55分

です。

夏至の南中高度は、

90°ー 11°+ 23.4°= 102.4°

反対に冬至の南中高度は、

90°ー 11°ー 23.4°= 55.6°

 

え、待って・・・。

夏至における太陽の南中高度が102°ということは・・・・。

 

そうなんです。

 

垂直以上になることを意味しているので、

 

プノンペンでは太陽の位置が北側にある

 

ということなんです。

 

これは、南中ならぬ、北中???

そうです、南中という表現は、日本だけの言い方であって、正しくは、正中と言います。オーストラリアでは、北中と呼んでいます。

 

日本では、いつも太陽が見える方が南側。

これが常識。

でも、カンボジアでは、このことがわかっていないと、太陽の位置で方位を判断するときに、反対方向に向かうことになってしまいます。

 

下のグラフは、プノンペンでの12時における年間太陽高度を表したものです。

グラフの中に、春分~秋分にかけて、火山のカルデラ状にくぼんでいる部分がありますね。

そこでは、基本的に太陽は北側に来るわけです。

 

もう一つこのグラフから、わかることがあります。

それは、

カンボジアでは、太陽が天頂に来る日が1年の内に2回ある

ということもわかります。

 

グラフで頂点を形成している4月中旬と8月中旬ですね。

一年の内で最も暑い日。

この時のお昼前後には、ちょうど真上から太陽が当たります。

まさにカンボジアというくらい、肌がチリチリとする感覚を味わうことができます。

わかりやすく例えれば、人の頭のつむじ部分が焼け焦げる感じ。

人、バイク、自動車、すべての影も、ほとんど姿を消します。

だって、上から差し下すように光が当たるわけですから・・・・。

こんな日は、帽子が必需品になります。

女性は、日焼け止めもお忘れなく。

 

ちなみに、カンボジアって一年中熱い国だと思っている人。

12月~1月あたりは、太陽高度は最大でも55°~ 60°程度。

比較的過ごしやすいですよ。

 

まとめると、

カンボジアでは、太陽の位置が北側に来る時期がある。
カンボジアでは、太陽高度が90度になる日が1年の内に2回ある。

ということになります。

 

知識は身を助けます。

知っていれば、きっと役に立つと思います。

こちらに来た時に、実際に体験してみてください。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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