カンボジアの子供たちに必要な指導とは?

活動レポート

本日(11月1日)から、カンボジアの全学校が再開と言うことになっていますが、すでに地方部でも再開されているので、このことには何の新鮮さもありません。

現に、私も学校で授業を行っておりますので。

小学校3年生を中心とした私の算数指導クラス(数と計算コース)。

前回の10月30日は、ありがたいことに保護者の方が見学にきていました。

珍しがられて、指導の様子の写真をパシャパシャ撮っていました。フェイスブックにでもあげるんでしょうか。

いずれにせよ、教育に関心を持っていただくことは大いに結構なことです。

そのときの授業の様子をお伝えしようと思います。

下の授業での一コマを捉えたいくつかの動画をご覧ください。

100ます計算、ご存じかと思います。

はじめは、なんだこれは・・・と、なじめなかった子どもたちも、だいぶ慣れてきて、かなりの集中力を発揮して取り組んでいるところです。

たし算は20分間の時間限定。

速い、遅い、できる、できない・・・は一切関係なし。

とにかく、自らの計算力を駆使して、答えを導き出すことがねらい。

こちら、繰り下がりのあるひき算。子どもたちの様子の様子をご覧ください。

まず、皆様には、小学校3年生の子どもが、指を使って計算することを決して否定的に見ることのないように願います。

この子どもたち。

ひたすら計算することを十分に体験していなかっただけなんです。

今、この子の頭の中に、数の概念が形成されつつあるのが見えたならあなたはプロ。

ですから、指を使おうと(時には足の指も)、図に描こうと、今は何でもOKなんです。

いつか離れるときがきます。

この子は、19をボードに書いて、消去法で答えを導き出しています。

例えば、12-3なら、1,2,3と数を消去しても苦にならないのですが、19-8を計算するのに、19をすべて書く必要が無く、10をよそに置いておいて、9-8をすればいいことを学びさえすれば、この子の計算スピードは格段に上がります。

 

同じく、数式をボードに書いて答えを考える子ども。

これも、慣れです。

数をこなせば、計算式を頭の中にイメージできるようになるのです。

要は、カンボジアの子供たちは、トレーニングを積みさえすれば、もっと伸びるということ。

つまり、

Discipline

にかける時間が圧倒的に足りていない。

 

ただし、指導者側にも必要な指導の器なるものがあります。

それは、

子どもへの理解力

です。

子どもには、発達段階があります。

10歳くらいまでは、目や耳よりも、感触。

触るものが確かなものなんです。

これが、小学校低学年までは、自分の手での操作活動が教育効果が高いと言われる所以なんです。

例えば、この子が、引き算の残りを指で触っているのに気が付きますか。

こういうところにつぶさに気づけるか。

そういうセンスが、指導者には不可欠です。

「名選手、名監督にあらず。」

は有名な言葉ですが、指導者には育成するためのノウハウが必要だということですね。

個々の存在への確かな見取りがあり、愛情をもって声掛けをし続けることで、子供は伸びて行く。

教育とは、そういうものです。

この、個々の具体的な操作活動。それを手助けするツールが算数セットです。

ありがたいことに、2021年10月30日現在、何名かのご支援様から合計45個の寄贈を頂いております。

これらはまだ日本事務局に保管していますので、こちらにお運びいただけるボランティアも併せて募集しております。

カンボジアに到着したら日本語で書かれて箇所をクメール語に翻訳したシールを張る予定です。

大量にご支援いただきましたご支援者様から、ありがたいメッセージを頂きました。

松田 様 ひとまず、算数教材が無事に日本事務局の元に届いた事にホッとしています。
私は、カンボジアに知人がおり、その人は、

「与えるだけではダメ。今は外国人が救いの手を差し伸べているけど、この国の主役はカンボジア人だから最終的にはこの国の問題は自分達で解決する事が理想。共に学びながら、それぞれの人生の目的を明確にして、問題を自らの力で解決出来る(カンボジアの未来を明るく変えていく)リーダーを育てたい。」

という熱い思いで、今日もカンボジアで頑張っています。
カンボジアの教育に関する事情は、少しですがその人から聞いており、松田様のブログを拝見していて、おけいこセット支援にビビッと来た…と言いますか、これなら私にも出来る、この方なら私の慈善活動も無駄にならないと思い支援させて頂きました
いつか、子供達がおけいこセットで勉強している姿を覗きに、カンボジアへ行きたいと思っています!!

昨日、日本事務局より寄贈証明書をお送りさせていただきました。

これらの教材がカンボジアに届くまでは、私なりに工夫しながら、指導を続けていきたいと思います。

いつか、この子どもたちが、この教材を手にしながら、学びを深めている様子をぜひ見にいらしてください。

算数セット、まだまだ必要です。皆様の中にも、もし、不要なものがありましたら、日本事務局までお送りください。

【支援のお願い】不要になった数のおけいこセット


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