【取得自体は超簡単】カンボジアの運転免許証に切り替え

カンボジアの生活

カンボジアでの運転には、これまでは日本国内で取得してきた国際免許証(有効期限1年間)を使用していました。1年おきに帰国していたので、それを2度ほど取り続けながら、こちらで自動車を運転していましたが、今回は長期間にわたるコロナ騒動のため帰国できないまま失効してしまいました。

そもそも、この国際運転免許証、1949年のジュネーブ条約に基づいて、発行されています。

現在、国際免許証では、以下の国や行政区で運転が可能です。

ジュネーブ条約加盟国一覧
ヨーロッパ州
アイスランド、アイルランド、アルバニア、イギリス、イタリア、オーストリア
オランダ、ギリシャ、キルギス、クロアチア、サンマリノ、ジョージア、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、セルビア、チェコ、デンマーク、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、モナコ、モンテネグロ、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア
アフリカ州
アルジェリア、ウガンダ、エジプト、ガーナ、コートジボワール、コンゴ、コンゴ民主
シエラレオネ、ジンバブエ、セネガル、チュニジア、トーゴ、ナイジェリア、ナミビア
ニジェール、ブルキナファソ、ベナン、ボツワナ、マダガスカル、マラウイ、マリ
モロッコ、ルワンダ、レソト、中央アフリカ、南アフリカ
中近東
アラブ首長国連邦、イスラエル、キプロス、シリア、トルコ、ヨルダン、レバノン
アジア州
インド、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、バングラデシュ、フィリピン
ブルネイ、マレーシア、ラオス、韓国
アメリカ州
アメリカ、アルゼンチン、エクアドル、カナダ、キューバ、グアテマラ、ジャマイカ
チリ、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、ハイチ、パラグアイ、バルバドス
ベネズエラ、ペルー
オセアニア州
オーストラリア、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィジー
行政区域
香港、マカオ、フランスの海外領土(フランス領ポリネシア等)、アルバ、キュラソー島、
シント・マールテン、ケイマン諸島、マン島、ガーンジー、ジャージー、ジブラルタル、アメリカ合衆国の海外領土(グアム、プエルトリコ等)

基本的に車を運転していて止められたことがないのでよくわかりませんが、国際免許証の存在を知らないポリスも多いので、これで運転していると何かあったときに厄介なことになるとよく言われます。カンボジアは、ジュネーブ条約加盟国なのにです。

私が、1996年からドイツに滞在していた時のこと。日本の運転免許の翻訳証明書と居住証明書を現地の交通局に持っていき、日本の免許証と引き換えにドイツ国内の運転免許証を発行してもらいました。

なお、ドイツ免許証には最大の利点がありました。なんと、有効期限が無いんです。つまり、更新不要ってことです。そういえば、当時40歳の友人の免許証を見せてもらった時、ぼろぼろで、しかも18歳の時のヤングそのままの顔写真に刻印が打たれていました。

それに加えて、ドイツの国内運転免許証だけで、EU加盟国内の運転が可能でした。私も陸伝いに国境を超え、当時、休暇を利用して、イギリス(ドーバートンネルが開通)・イタリア・フランス・ギリシャなどへも車で訪れたものです。帰国時には、ドイツ免許証を返納すれば、日本の免許証を返却してくれました。国が違うと、それぞれの利点があるものですね。

さて、カンボジアで日常的に車を運転することが少ない私ですが、やはり時々自ら車を運転せざるを得ないことがあり、昨年に国際免許証が失効したことを理由に、このコロナ自粛中にカンボジア運転免許証を取得しようと決意しました。基本的に、カンボジアのドライバーの運転技術と車両整備状況を信用していませんので、基本自分でハンドルを持つ方が安心できます。ちなみに、40年以上の運転歴で、当てられ事故は数回ありますが、自ら事故を起こしたことは一切ない優良ドライバーです。

そこで、昨日、日本の免許証をカンボジア免許証に書き換えに行ってきました。その一連の流れを書いたレポートです。(2021年5月現在)

①カンボジア日本大使館の領事部に行き、運転免許翻訳証明を発行してもらいます。これは、平日の午前中に行き、手続きを済ませると、午後一番には発行してもらえました。お昼にイオンモールで昼飯を食べるとちょうどよい時間つぶしになります。なお、書類発行手数料が80,000リエルです。これには、大使館が開いている平日の一日を費やす覚悟が必要です。

私が日本で取得している普通自動車、自動二輪車、普通二種免許などの種別が英語で記されています。

②居住している地区で居住証明書(住民票)を発行してもらう。これは、賃貸の場合には、大家さんに頼むしかありません。私の大家さんは、カンボジア国軍勤務の公務員で、親切で正直な方でしたので、すぐに手続きをしてくれました。私が、ここに長く腰を落ち着けているのも、そんな安心感があるからです。費用は20ドルでした。加えて、パスポートとビザのコピーと写真が4枚必要です。ちなみに、以前の住所のときには、大家さんは自分でやれと言い、実際に自分で手続きに行ったら30ドルかかりました。こういうところ、意味不明なのがカンボジアです。外国人が直接頼むと値段が上がるって、ちょっと腑に落ちません。これには、私の場合には書類を手にするまでに3日かかりました。

*実は、1年ほど前に取得した居住証明書でチャレンジしたところ、これは古いからダメだと突き返されました。基本、取り立てのものを持っていくことをお勧めします。

③イオンモール2の2階の運転免許センターへ直接行き、手続きをします。たくさんの人が来ているので番号札をもらって、列に並んで待ちます。自分の番号が案内ディスプレーに表示されたら、窓口で、パスポート・日本の運転免許証・運転免許翻訳証明書・居住証明書の4点を渡します。担当の人は、英語を話しますので心配無用です。この時に、どの免許が必要かと聞かれました。私は普通自動車と二輪車の免許が必要だと申告しました。最後に、パスポートとビザを事務所内でコピーするように言われます。コピー代金1,000リエル。

担当の女性に、居住証明書は他にも使用するので原本を返してもらえるか尋ねると、これはこちらで保管するので返却はできないと言われました。(実はビジネスに必要な書類だったんだけど、また大家さんに頼んで取ってもらわなければなりません。すごく残念。)もちろん、日本の免許証は返してくれますのでご安心を。

次に写真を撮ります。ボーとしてして、リュックを肩掛けにしたままカメラの前で立っていたら、撮影の人が肩をトントンと指さししています。思わず赤面。

続いて、視力検査を行います。これは、とても簡単なものです。担当の係員が片目を隠せと言うゼスチャーをしたので、手で隠します。日本のような黒い目隠しの器具はありません。数字を指されたので、プラム、ピーと思いっきりクメール語で答えました。(笑)

終了後に検査代金10,000リエル(2.5$)を支払います。次に運転免許の記載内容をプリントしたものを渡されますので、内容に間違いないかどうか確認をしてサインします。その後、免許証発行代金121,000リエル(30.25$)を支払います。

そして、しばらく待っていると、免許証が手渡されます。最後に引き取りの署名をして終了。この免許センターでの一連の作業は1時間程度で済みました。

ピカピカの運転免許証を手にして、17歳の時に初めて原付免許を取得した時の感動がよみがえってきました。思わず、記念撮影しちゃいました。

ちなみに、免許証の右下にQRコードが付いているのですが、これを読み取ってみると・・・

ガーン。私の個人情報のページがダイレクトで表示されるようになっていました。(個人情報が丸出しでちょっと怖い。)

この免許証で、車以外に125㏄以上の二輪車にも乗れます。カテゴリーBと言うのが、私の免許区分ですね。念のために確認したところ、自動二輪免許を持っていれば、125㏄以上の二輪も運転できるのだそうです。確かに、免許証表面のカテゴリーのところにはAを含むと記載されています。下の写真は、免許証の裏面です。

Bでは、3.5t以下の貨物車、9人乗り以下の自家用ワゴンまで運転可能なようです。

Aの表記には、二輪の牽引車があるので、ひょっとしたらトゥクトゥクも運転できるのかもしれません。これは、近日中に確かめてみようと思います。

合計費用

29,1000リエル(約73$)は、決して安くはないですね。

取得にかかった日数は約5日間。

しかも、カンボジアの免許証は、国籍問わず有効期限がたったの1年間なんですね。

ちょっと短くないかい???

毎年更新することで、国家財政に寄与しているとプラスに捉えるしかありません。

【今回、取得してみての感想】

  • 1時間ほどで手続きが終わるため取得自体は簡単
  • 3か所に足を運ぶ必要があるので手間がかかる
  • 書類の準備のために日数がかかる
  • 毎年更新のためにこんな手続きをやるのが大変
  • 費用が高い(日本で国際免許証を取った方が明らかに安い)
  • これで、バイク150CC以上のバイクも運転できるのは利点(日本で二輪の免許は必要)

カンボジアの運転免許取得は、総体的にはデメリットの方が多い印象ですが、自家用車の運転必須の方にはぜひお勧めです。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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