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プノンペンToul Pongro地区の不動産投資の現実

カンボジアの生活

いつも、お読みいただきありがとうございます。

本日の記事は、プノンペンの縫製工場の現在の実態について書いてみたいと思います。

 

プノンペン市内西部にToul Pongroという地区があります。

ここには、縫製工場が立ち並んでいます。

つまり、地方から来た数十万人もの労働者たちが、この一帯に住んでいることを意味しています。

人が集まるところには、商店も立ち並び、工場の始業前の6時~7時や終業時刻後の4時~6時あたりは、大勢の人が行き来します。

そんなこの地区の中に、ある変化が起こっています。

昨年度から、ここ周辺に、テナントやアパートがあちこちに建てられているのです。

 

その理由は、この前の道路が下水道の改修工事を2年ほどかけて行われたこと。

そこに目を付けた中国系の経営者や個人投資家が、こぞってここに店舗付き住宅を建てたのです。

工事は今年5月に完了し、以前は大雨が降るたびに増水して川のようになっていた道路が、今では水もたまらない好ましい生活環境になりました。

将来的に成長が見込めると判断すれば即行動するのが中国式。

そして、お金を眠らせておかないのも中国式の考え方。

 

にもかかわらず、その多くが現在もなお空きテナントになっています。

なぜでしょう。

それは、

新型コロナウィルスによって、世界の消費活動が落ち込んでいるため。

 

当初は、工場での増産を見込み、労働者が今後ますます増えるだろうという見込みがあったと思います。

それが、新型コロナウィルスにより、

白紙状態に・・・・。

 

そもそも、工場労働者たちが入居しているアパートは月額30$程度の家賃の古アパート。

しかも、ほとんどの人が仲間とシェアして住んでいます。

その労働者たちが、月に300$~600$はするこの住宅に住めるはずがありません。

ここに住むのは、工場で働いている管理者の家族か、給料の比較的良いスーパーバイザー待遇の人々だろうと、新型コロナウィルス前から思っていました。

当然のことながら、工場全体の生産が落ち込めば、労働者だけではなく、給料のいい上級職であろうと、管理者の立場であろうと、生活の保障はありません。

買い手がつかない、借り手もいない。

それゆえ、空きテナントになっているんです。

 

現在、工場は操業が再開されてはいますが、業務縮小の流れを受け、仕事が極端に少なくなり、労働者たちは毎日定時に帰されています。

過剰生産は、生産者側の首を絞めることと同じ。

本来なら、工場側も操業を休止したいところですが、国としては一気に数十万人の失職者を出すわけにはいきませんので、操業を続けるように指示しています。

だから、工場側も、やむなく赤字覚悟で操業しているのが現状なのです。

 

これは、私がある労働者から聞いた実際の話。

実は、工場労働者たちは、少しずつ解雇され、職を失っています。

ある労働者は、語っています。

「次は私の番かもしれない。」

こんなところからも、新型コロナによる影響がじわじわと確実に広がりを見せていることがわかります。

彼女たちは、月190$の給料の半分を田舎に送金しています。

そして、田舎にはそのお金を当てにして暮らしている家族たちがいます。

工場労働者人口の多いカンボジアの将来に関わる大きな問題です。

国の救済措置が待たれます。


最後まで、お読みいただきありがとうございました。

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